お問い合わせ

【最新】採用代行のおすすめ20選!料金相場・選び方を徹底比較

未分類 投稿日: 2025年11月1日

「応募者対応に追われて面接の準備ができない」「新卒採用のノウハウがなく、何から始めればいいか分からない」「少人数で採用業務を回しているが限界を感じている」このような採用活動の課題を抱えていませんか?

採用手法の多様化や人手不足により、採用担当者の業務負担は年々増大しています。しかし多くの中小企業では、採用担当者を増やすことも難しいのが現状です。

そこで注目されているのが採用代行(RPO)サービスです。採用業務の一部または全体をプロに委託することで、採用担当者の負担を軽減しながら、採用の質を高めることができます。

本記事では、忙しい採用担当者の方でも短時間で比較検討できるよう、実用的な情報を厳選してお届けします。採用業務の効率化を実現し、本当に重要な業務に集中できる環境を作りましょう。

  1. 採用代行(RPO)とは?
  2. 採用代行サービスの4つのタイプと選び方
    1. 【タイプ1】総合支援型(ワンストップ)
    2. 【タイプ2】オペレーション特化型(実務代行)
    3. 【タイプ3】コンサルティング型(戦略設計)
    4. 【タイプ4】領域特化型(職種・業界特化)
    5. 自社に合ったタイプの選び方チェックリスト
  3. 【一覧比較表】採用代行おすすめ20選
    1. 【総合支援型】大手企業10選
      1. 1. リクルート
      2. 2. パーソルキャリア(RPOサービス)
      3. 3. マイナビ
      4. 4. ネオキャリア
      5. 5. マンパワーグループ
      6. 6. アデコ(Pontoon)
      7. 7. ランスタッド
      8. 8. キャスター(CASTER BIZ recruiting)
      9. 9. まるごと人事(マルゴト株式会社)
      10. 10. トライアンフ
    2. 【オペレーション特化型】効率化に強い5選
      1. 11. リクルートスタッフィング
      2. 12. VOLLECT(PRO SCOUT)
      3. 13. アールナイン(人事ライト)
      4. 14. レジェンダ(変革RPO)
      5. 15. i-recruiting(ESSTNER株式会社)
    3. 【コンサルティング型】戦略設計に強い2選
      1. 16. HeaR株式会社
      2. 17. uloqo株式会社
    4. 【領域特化型】職種・業界別3選
      1. 18. Wamii Coach(ワミィ株式会社)
      2. 19. クイック
      3. 20. ツナググループ・ソリューションズ
  4. 採用代行の料金相場と費用体系
    1. 月額料金型と従量課金型の違い
      1. 【月額料金型】
      2. 【従量課金型】
    2. 業務別の料金目安一覧
    3. 費用を抑えるポイント
  5. 採用代行を導入する5つのメリット
    1. ①採用担当者がコア業務に集中できる
    2. ②採用のプロのノウハウを活用できる
    3. ③採用コストを削減できる可能性がある
    4. ④急な採用ニーズにも対応できる
    5. ⑤土日祝・夜間対応で歩留まり率が改善
  6. 採用代行の3つのデメリットと対策
    1. ①社内にノウハウが蓄積されにくい
    2. ②応募者との連絡にタイムラグが発生
    3. ③想定以上の費用が発生するリスク
  7. 失敗しない採用代行の選び方【5つのチェックポイント】
    1. ①自社の採用課題を明確にする
    2. ②委託したい業務に対応しているか確認
    3. ③自社と同規模・同業種の実績があるか
    4. ④コミュニケーション体制は整っているか
    5. ⑤契約内容と料金体系を明確にする
  8. まとめ

採用代行(RPO)とは?

採用代行(RPO)とは、Recruitment Process Outsourcing(リクルートメント・プロセス・アウトソーシング)の略称で、企業が社内で行っている採用業務を外部の専門企業に委託するサービスです。

近年、採用代行が注目される背景には、以下の3つの要因があります。

1. 採用手法の多様化
求人媒体、人材紹介、ダイレクトリクルーティング、SNS採用など、採用手段が増加し、それぞれに異なる運用ノウハウが必要になっています。

2. 採用業務の長期化・通年化
売り手市場により内定辞退が増加し、採用活動が長期化。新卒採用を通年で行う企業が増え、採用担当者の業務負担が恒常的に高まっています。

3. 採用担当者の人手不足
多くの中小企業では採用専任の担当者を置けず、人事担当者が他業務と兼任しているケースが大半です。その結果、採用活動に十分な時間を割けない状況が生まれています。

採用代行を活用することで、採用担当者は面接や戦略立案などのコア業務に集中でき、煩雑な事務作業はプロに任せるという効率的な採用体制を構築できます。

採用代行サービスの4つのタイプと選び方

採用代行サービスは、提供する業務範囲や強みによって大きく4つのタイプに分類されます。自社の課題に合ったタイプを選ぶことが、採用代行導入成功の鍵です。

【タイプ1】総合支援型(ワンストップ)

まずは、計画立案から内定者フォローまでを包括的に行ってくれるタイプです。採用担当者の負担を一番減らすことができます。

こんな企業におすすめ

  • 採用ノウハウがない、専任の採用担当者がいない
  • 採用戦略の立案から実行まで全て任せたい
  • 大規模採用を短期間で実現したい

対応範囲
採用計画の立案、求人票作成、媒体選定、応募者管理、面接調整、内定者フォローまで、採用業務全般を一括して委託できます。

料金目安: 月額40万円〜100万円

メリット
採用業務のほぼ全てを任せられるため、採用担当者がいない企業や、採用経験が浅い企業でも質の高い採用活動を実現できます。

注意点
費用は高めになりますが、専任担当者を雇用するコストと比較すると、即戦力を確保できる点で費用対効果は高いといえます。

【タイプ2】オペレーション特化型(実務代行)

オペレ-ション特化型は、限定した業務を委託することができるタイプです。費用が抑えられる・自社のノウハウも蓄積できるというメリットがあります。

こんな企業におすすめ

  • 採用戦略は自社で立てられるが、人手が足りない
  • 応募者対応や日程調整などの事務作業に時間を取られている
  • できるだけ低コストで導入したい

対応範囲
応募者への返信メール、電話対応、面接日程調整、スカウトメール配信、書類選考など、定型的な実務作業を中心に代行します。

料金目安: 月額1万円〜30万円

メリット
比較的低価格で導入でき、自社の採用戦略を維持しながら業務負担だけを軽減できます。必要な業務だけをピンポイントで委託することも可能です。

注意点
戦略立案や改善提案は基本的に含まれないため、自社である程度の採用ノウハウが必要です。

【タイプ3】コンサルティング型(戦略設計)

コンサルティング型は、採用戦略の見直しから行ってくれるタイプです。費用は高くなる傾向にありますが、採用ノウハウの提供を行ってくれます。

こんな企業におすすめ

  • 採用活動をしているが成果が出ない
  • 採用課題がどこにあるのか分からない
  • データに基づいた改善提案が欲しい

対応範囲
採用戦略の立案、採用プロセスの分析、KPI設定、改善提案、採用トレンドの情報提供など、戦略面でのサポートを中心に行います。

料金目安: 月額30万円〜80万円

メリット
プロの視点から採用活動を分析し、自社では気づけなかった課題や改善策を提示してもらえます。長期的に自社の採用力を高められます。

注意点
実務の代行は含まれないケースが多いため、実務は自社で対応する必要があります。

【タイプ4】領域特化型(職種・業界特化)

エンジニアや技術職など、特定の職種を求めている場合には領域特化型を利用しましょう。特にIT系は専門にしている採用代行会社は多いです。

こんな企業におすすめ

  • エンジニアや技術職など、特定の採用で苦戦している
  • 専門性の高い職種の採用ノウハウがない
  • 業界特有の採用課題を理解してほしい

対応範囲
エンジニア採用、新卒採用、医療・介護業界など、特定の職種や業界に特化した採用支援を行います。その分野の専門知識を持つ担当者がサポートします。

料金目安: 月額20万円〜60万円

メリット
専門職種の採用市場やトレンドを熟知しており、効果的なアプローチが可能です。業界用語や職種理解があるため、候補者とのコミュニケーションもスムーズです。

注意点
対応できる職種・業界が限定されるため、幅広い採用には別途対応が必要になります。

自社に合ったタイプの選び方チェックリスト

自社に最適な採用代行のタイプを選ぶために、以下のチェックリストで現状を確認しましょう。

□ 採用専任の担当者はいるか?
→ いない場合:総合支援型がおすすめ

□ 採用戦略は立てられているか?
→ 立てられない場合:コンサルティング型がおすすめ
→ 立てられている場合:オペレーション特化型がおすすめ

□ 何の業務に一番時間を取られているか?
→ 応募者対応・日程調整:オペレーション特化型
→ 戦略立案・改善:コンサルティング型
→ 全ての業務:総合支援型

□ 予算はどの程度確保できるか?
→ 10〜30万円:オペレーション特化型
→ 30〜50万円:コンサルティング型or領域特化型
→ 50万円以上:総合支援型

□ 特定職種の採用で困っているか?
→ エンジニア・新卒など特定職種:領域特化型
→ 幅広い職種:総合支援型

このチェックリストを参考に、次の章で紹介する20社の中から自社に合ったサービスを選びましょう。

【一覧比較表】採用代行おすすめ20選

自社に合った採用代行サービスを効率的に選べるよう、20社を一覧表にまとめました。タイプ・料金・対応範囲を比較して、候補を絞り込みましょう。

No.サービス名タイプ月額料金目安対応範囲主な特徴
1リクルート総合型要問合せ採用全般大規模採用に強い、専任チーム編成
2パーソルキャリア総合型要問合せ採用全般doda連携、総合型RPO
3マイナビ総合型要問合せ採用全般新卒・中途・アルバイト対応
4ネオキャリア総合型10万円〜採用全般自社コールセンター、土日祝対応
5マンパワーグループ総合型100万円〜採用全般世界80カ国展開、グローバル対応
6アデコ(Pontoon)総合型要問合せ採用全般世界最大級RPO、複数拠点対応
7ランスタッド総合型要問合せ採用全般70ヶ国展開、フルカスタマイズ
8キャスター総合型40万円〜採用全般オンライン完結、4名体制
9まるごと人事総合型45万円〜採用全般ベンチャー特化、最短1ヶ月契約
10トライアンフ総合型要問合せ採用全般常駐・リモート選択可、RPA活用
11リクルートスタッフィングオペ特化5万円〜スカウト・応募処理少量から依頼可、最短5日開始
12VOLLECT(PRO SCOUT)オペ特化10万円〜スカウト特化従量課金制、800社実績
13アールナインオペ特化40万円〜フロント業務面接・面談代行に強み、15年実績
14レジェンダオペ特化要問合せ実務代行800社実績、リピート率90%
15i-recruitingオペ特化10.8万円〜実務代行返金保証付き、リピート率96%
16HeaRコンサル型要問合せ戦略設計採用CX重視、独自分析ツール
17uloqoコンサル型要問合せ戦略設計デジタル特化、BIダッシュボード
18Wamii Coach領域特化要問合せエンジニア採用元エンジニアが担当、成功率100%
19クイック領域特化要問合せ新卒採用採活力®ツール、200社以上支援
20ツナググループ領域特化要問合せ新卒採用完全カスタマイズ、継続率90%
  • タイプ:総合型(全般対応)、オペ特化(実務代行)、コンサル型(戦略設計)、領域特化(職種・業界特化)
  • 月額料金目安:最低料金の目安。実際は業務範囲や採用規模によって変動
  • 要問合せ:企業ごとにカスタマイズするため、公開料金なし

予算別のおすすめは以下の通りです。

  • 月10万円台:ネオキャリア、リクルートスタッフィング、VOLLECT、i-recruiting
  • 月40万円台:キャスター、まるごと人事、アールナイン
  • 月100万円以上:マンパワーグループ(大規模採用向け)

ここからは、各社の特徴やおすすめポイントを詳しく解説します。

【総合支援型】大手企業10選

まずは総合支援型の大手企業を10社、紹介していきます。

1. リクルート

採用成功に向けて専任のプロジェクトチームが組成され、戦略立案から実行まで一貫してサポートする企業です。特定のベンダーに依存せず、最適な採用チャネルを選択・統合することで効率的な採用活動を実現します。

採用計画数が多い大規模採用に強く、複数の採用手段を統合管理できる点が魅力です。リクルートグループの豊富なノウハウを活用できます。

料金は要問合せになっています。

2. パーソルキャリア(RPOサービス)

転職サービス「doda」で長年培った知見を活かし、効率的な採用活動を行います。パーソルグループのサービスに限らず、世の中のサービスを広く・公平に検討し、最適な採用手法を選定できるのが強みです。

採用の全工程をカバーする「総合型RPO」で、採用計画の運用設計から応募受付、面接調整、書類送付まで幅広く対応してる点が魅力です。dodaとの連携による集客力も強みです。

料金は要問合せになっています。

3. マイナビ

新卒・中途・アルバイト・派遣など、多様な採用市場に精通しており、各市場に適した採用手法の提案が可能です。総合人材サービス企業として全国で多数の大型案件の実績があります。

また、採用管理システム(AOLC)を活用した応募者の一元管理が可能です。採用支援経験豊富な専任のオペレーションチームが業務をサポートします。

料金は要問合せになっています。

4. ネオキャリア

自社保有センター国内5拠点、稼働可能席数700席以上を持ち、新卒・中途採用からアルバイト採用まで幅広く対応している企業です。土日祝も対応できる自社内コールセンターを持ち、迅速な面接設定を実現します。

月額10万円から依頼可能な低価格プランがあり、中小企業でも導入しやすい点がおすすめです。フルカスタマイズで必要な業務だけを選択できる柔軟性も魅力になっています。

料金は月額10万円〜です。

5. マンパワーグループ

世界80カ国、日本国内で144拠点を展開する総合人材サービス企業です。50年以上の経験を持ち、オフサイト/オンサイト/ハイブリッド型の中から支援体制を選択できます。

グローバル採用にも対応可能で、全国・海外含めた豊富な広域ネットワークを活用できる点が強みです。また、大規模プロジェクトの実績が豊富です。

料金はフルタイム常駐の場合、月額100万円以上が目安になります。

6. アデコ(Pontoon)

世界最大級のRPO・MSPプロバイダーで、海外のノウハウと国内で培ってきた総合人材サービスの強みを活かす企業です。複数拠点や全国での採用など、広範囲・多人数にも対応可能です。

最終面接と採用判断を除くすべての業務を委託できるため、かなり負荷を軽減できます。国内外のあらゆる採用手段の活用ノウハウを保有しています。

料金は要問合せになっています。

7. ランスタッド

グローバルで70ヶ国にRPOサービスを展開しています。常駐も可能で、フルカスタマイズによるベストなソリューションを提供します。5,001名以上の大規模採用実績もあります。

また、エージェント対応、フォロー面接日程調整、ダイレクトソーシング、内定者フォローまで幅広く対応している点も魅力です。

料金は要問合せになっています。

8. キャスター(CASTER BIZ recruiting)

採用業務のプロ4名(リクルーター、応募者対応、原稿担当、アンカー)によるチーム体制で採用業務を主体的に推進します。独自開発の採用管理ツールで算出するデータと蓄積したノウハウを活用していることが特徴です。

また、オンライン完結型で全国対応可能です。採用戦略から母集団形成、エージェント対応、応募者対応まで幅広く対応し、累計600社以上の支援実績があります。

料金は月額40万円〜で、最短3ヶ月契約です。

9. まるごと人事(マルゴト株式会社)

ベンチャー・スタートアップから大手まで、常時120社以上を支援しています。最短1ヶ月から契約可能な月額制で、採用状況に応じて依頼ボリュームの調整が可能です。

エンジニアや新卒、ハイクラス採用にも強みがあり、専任担当者が作業からレポーティングまで対応します。契約継続率は95%以上で、顧客満足度が高いサービスです。

料金は月額45万円〜です。

10. トライアンフ

新卒・中途、業種等に関わらず、採用活動の全工程で支援可能な企業です。リモート型と常駐型があり、企業のニーズに合わせて選択できます。RPAを活用した業務自動化にも対応しています。

メーカーなど大手企業との取引実績も多数あり、現場に寄り添った伴走型のサポートと、オペレーション構築力に強みを持っています。

料金は要問合せになっています。

【オペレーション特化型】効率化に強い5選

次にオペレーション特化型の企業を5社、紹介していきます。

11. リクルートスタッフィング

最短5日で利用開始可能なサービスです。採用プロセス全体もしくは部分的サポートもでき、要望に合わせたプランを選べます。リクルートグループの人材採用ノウハウや情報を活用できるのも魅力的です。

スカウト送信は月50通5万円〜、応募処理は月50件4万円〜と少量から依頼可能です。定期的な進捗レポートで改善点を明らかにし、効率的な運用を実現します。

12. VOLLECT(PRO SCOUT)

ダイレクトリクルーティングに特化したスカウト採用支援サービスです。スカウト文面や求人票の作成、候補者の選定・スカウト配信などをサポートします。

導入企業は800社を超え、エンジニア採用案件には元エンジニアが対応。ISMS認証を取得しており、セキュリティ面も安心です。従量課金制で無駄なコストを削減できます。

料金は月額10万円〜です。

13. アールナイン(人事ライト)

15年以上の採用支援経験があり、面接・面談・エージェント対応などのフロント業務に強みがあります。キャリアコンサルタント・人事経験者など1,450名以上の人材プロフェッショナルが専属でサポートしてくれます。

採用から定着まで「人」に関する課題を一気通貫で解決することが特徴で、顧客課題・ニーズに合わせて1社ごとにサービスをゼロからカスタマイズ設計します。

料金は月額40万円〜です。

14. レジェンダ(変革RPO)

支援実績800社以上、リピート率90%以上と顧客満足度が非常に高い企業です。コールセンター型の採用代行以外にもスタッフ常駐型の対応も可能です。

媒体管理からイベントやインターンシップ代行まで幅広く対応。面接代行は1回1万円〜と明確な料金設定で、必要な業務だけをスポットで依頼できます。

15. i-recruiting(ESSTNER株式会社)

稼働時間当たりの料金設定であるため、仕事内容によって料金が変動しない明瞭な料金体系です。満足できなかった場合のための返金保証付きです。

求職者の募集から選考業務、内定者フォローまで採用業務全般をサポート。お客様に寄り添った質の高いサービスを提供し、リピート率96%の実績があります。

【コンサルティング型】戦略設計に強い2選

コンサルティング型の、戦略設計に強い企業2つを紹介します。

16. HeaR株式会社

採用CXの最大化に向けて、戦略から実行まで支援します。独自分析ツール「HITOME」で媒体毎の最適なスカウト文面や送付タイミング、エージェント毎の紹介パフォーマンスなどを可視化・分析してくれます。

採用コンサルタントと運用担当の2名体制でサポートするため、スピーディーなPDCAが可能です。運用・改善・提案まで採用業務に関わる全てをワンストップで任せられます。

17. uloqo株式会社

デジタル分野に特化した採用代行(RPO)・採用コンサルティングを提供しています。独自のBIダッシュボードを構築し、多面的に分析します。

データ分析を軸にしたコンサルティングと代行サービスで、企画力・実行力の両方を担保。500社以上の支援実績があり、サービスの継続率は80%超えです。

【領域特化型】職種・業界別3選

最後に、領域特化型の採用代行サービスを3つご紹介します。

18. Wamii Coach(ワミィ株式会社)

元エンジニアやIT業界出身者による専任チームが、採用戦略設計から媒体選定、スカウト運用、面接調整、内製化支援まで一気通貫で伴走サポートします。

エンジニア採用の成功率は100%。エンジニア採用担当者には、求人票の書き方や読み方、注意点などの研修も実施し、社内のスキルアップも支援します。

19. クイック

採用活動戦略の策定から実行支援、ツール活用までサポートしてくれるサービスです。自社開発ツール「採活力®」による自社課題分析や、5万人を超える心理データに基づく適性検査「CUBIC」で採用精度を向上します。

1980年から採用支援をおこなってきた長年の蓄積ノウハウと客観的レポートに基づき、企業の本当の魅力を発掘。毎年200社以上の新卒採用を支援しています。

20. ツナググループ・ソリューションズ

新卒採用におけるコンサルティングからアウトソーシングまで一気通貫でサポート可能です。施策の見直しや改善提案、実行を繰り返す伴走型の支援で、継続率は90%です。

完全カスタマイズ型で、採用コンサルティング・伴走コンサルティング・推進コンサルティングの3パターンを基に、ニーズに合わせて設計します。

採用代行の料金相場と費用体系

採用代行サービスの料金は、サービス内容や契約形態によって大きく異なります。自社の予算と必要な業務範囲を照らし合わせて、最適なプランを選びましょう。

月額料金型と従量課金型の違い

採用代行の料金体系は、大きく分けて「月額料金型」と「従量課金型」の2種類があります。

【月額料金型】

毎月定額の料金を支払い、契約した業務範囲内であれば追加費用なしで対応してもらえる料金体系です。

メリット

  • 予算管理がしやすい
  • 業務量が多い月でも追加費用が発生しない
  • 中長期的なサポートを受けやすい

デメリット

  • 業務量が少ない月でも同額の費用がかかる
  • 最低契約期間が設定されている場合が多い(3〜6ヶ月)

料金目安

  • 新卒採用:月額10万円〜70万円
  • 中途採用:月額20万円〜200万円
  • アルバイト・パート採用:月額5万円〜15万円

こんな企業におすすめ
通年採用を行っている、採用人数が多い、予算を固定したい企業

【従量課金型】

実際に対応した業務量に応じて料金が発生する料金体系です。スカウト配信なら「1通あたり○円」、面接調整なら「1回あたり○円」といった形で課金されます。

メリット

  • 必要な時だけ依頼できる
  • 少量の業務でもコストを抑えられる
  • 繁忙期だけのスポット利用が可能

デメリット

  • 業務量が増えると予想以上に費用がかさむ
  • 毎月の費用が変動するため予算管理が難しい

こんな企業におすすめ
採用が不定期、特定業務だけを依頼したい、まずは少額で試したい企業

業務別の料金目安一覧

従量課金型で依頼する場合の、業務別の料金相場を紹介します。

業務内容料金相場備考
応募者対応(電話・メール)月5万円〜10万円対応件数による
スカウト配信1通300円〜2,000円媒体や配信数による
媒体管理・運用月10万円〜100万円媒体数や管理範囲による
面接日程調整1回1,000円〜5,000円調整方法による
書類選考代行1件500円〜2,000円選考基準の複雑さによる
面接代行1回5万円〜30万円面接官のレベルによる
説明会代行1回3万円〜10万円準備作業の範囲による
内定者フォロー月5万円〜15万円フォロー内容による
求人票作成1件3万円〜10万円職種や難易度による
採用戦略立案30万円〜100万円プロジェクト単位
  • 上記は目安であり、採用代行会社や業務ボリュームによって変動します
  • 初期費用(5万円〜20万円)が別途かかる場合があります
  • 複数業務をパッケージ化すると割安になるケースもあります

費用を抑えるポイント

採用代行サービスの導入コストを抑えるために、以下のポイントを押さえましょう。

1. 必要な業務だけを切り出す
全ての業務を委託するのではなく、自社で対応できる業務は残し、負担の大きい業務だけを委託することでコストを削減できます。

2. 複数社で見積もりを比較する
同じ業務内容でも会社によって料金が異なります。3〜5社から見積もりを取り、費用対効果を比較しましょう。

3. 契約期間を長めに設定する
多くの採用代行サービスでは、契約期間が長いほど月額料金が割安になる傾向があります。

4. 繁忙期だけスポット利用する
新卒採用の繁忙期(3〜5月)や、中途採用の強化期間だけ利用することで、年間コストを抑えられます。

5. 初期費用無料のサービスを選ぶ
初期費用がかからないサービスもあるため、初期投資を抑えたい場合は初期費用の有無を確認しましょう。

採用代行サービスの費用は、「専任の採用担当者を1名雇用するコスト」と比較して検討するのがおすすめです。

月額40万円のサービスでも、採用担当者の人件費(月30万円)+教育コスト+社会保険料を考えると、即戦力を確保できる採用代行の方が費用対効果が高いケースもあります。

採用代行を導入する5つのメリット

採用代行を導入することで、採用活動の質と効率を同時に高めることができます。具体的なメリットを5つ紹介します。

①採用担当者がコア業務に集中できる

応募者への返信メール、日程調整、書類整理などの定型業務を委託することで、採用担当者は面接、候補者の魅力づけ、採用戦略の立案など、より重要なコア業務に時間を使えるようになります。

特に少人数で採用業務を回している中小企業では、事務作業に追われて本来やるべき業務に手が回らないケースが多く見られます。採用代行の活用により、限られた人員でも質の高い採用活動を実現できます。

②採用のプロのノウハウを活用できる

採用代行サービスは、数百〜数千社の採用支援を行ってきた実績があり、豊富なデータと成功パターンを持っています。

  • 応募率を上げる求人票の書き方
  • 返信率が高いスカウト文面のポイント
  • 面接辞退を防ぐコミュニケーション方法
  • 内定承諾率を上げるフォロー施策

このようなノウハウを自社の採用活動に取り入れることで、採用成功率の向上が期待できます。また、定期的に改善提案をしてくれるサービスを選べば、自社の採用力も継続的に高まります。

③採用コストを削減できる可能性がある

一見、採用代行の利用にはコストがかかるように思えますが、以下の理由でトータルコストの削減につながるケースが多くあります。

例えば、以下のようなコストが削減できます。

  • 専任採用担当者の人件費(年間400万円〜600万円)
  • 採用担当者の教育・研修コスト
  • 非効率な採用活動による機会損失
  • 不適切な媒体選定による広告費の無駄

特に「採用担当者を新たに雇用するか、採用代行を利用するか」を比較した場合、採用代行の方が即戦力を確保でき、コストも抑えられることが多いです。

④急な採用ニーズにも対応できる

事業拡大や急な退職による欠員など、予期せぬ採用ニーズが発生した際も、採用代行ならスピーディーに対応できます。

通常、採用担当者を新たに雇用する場合、採用から戦力化まで数ヶ月かかりますが、採用代行は契約後すぐに稼働開始が可能です。最短で契約から5日〜1週間で採用活動を開始できるサービスもあります。

また、繁忙期だけスポット利用することで、必要な時期だけコストをかける効率的な運用も可能です。

⑤土日祝・夜間対応で歩留まり率が改善

応募や問い合わせは夜間や土日に集中します。しかし、自社の採用担当者が対応できるのは平日の営業時間内だけというケースが大半です。

採用代行サービスの中には、土日祝や夜間にも対応しているものがあり、求職者からの連絡に迅速にレスポンスすることで、以下の効果が期待できます。

  • 応募後の離脱率低下
  • 面接設定率の向上
  • 候補者の満足度向上
  • 他社への流出防止

特に昨今の新卒採用では、レスポンスの速さが採用成功の鍵となります。

採用代行の3つのデメリットと対策

採用代行には多くのメリットがある一方で、注意すべきデメリットもあります。事前に理解し、適切な対策を講じることで、リスクを最小限に抑えられます。

①社内にノウハウが蓄積されにくい

 採用業務を全て外部に任せきりにすると、自社に採用ノウハウが蓄積されず、将来的に内製化したい時にトラブルが発生しやすくなります。

対策
  • 定期的なミーティングを設定し、進捗報告だけでなく「なぜその施策を行ったのか」という背景まで共有してもらう
  • 月次レポートで実施内容と成果、改善提案を文書で受け取る
  • 重要な意思決定は自社で行い、実行だけを委託する
  • 契約終了時に引き継ぎ資料を作成してもらう

採用代行を「学びの機会」と捉え、積極的にノウハウを吸収する姿勢が重要です。

②応募者との連絡にタイムラグが発生

 採用代行を経由することで、応募者への対応に時間がかかったり、細かなニュアンスが伝わりにくくなる可能性があります。

対策
  • レスポンス時間の基準を事前に決めておく(例:応募から24時間以内に返信)
  • 緊急時の連絡手段(チャットツールなど)を確立する
  • 定型的な質問への回答集を事前に用意し、即座に対応できるようにする
  • 重要な候補者には自社の採用担当者が直接対応する

③想定以上の費用が発生するリスク

「追加業務が発生した」「想定より応募数が多かった」などの理由で、予算を超える費用が請求されることがあります。

対策
  • 契約前に業務範囲を明文化し、どこまでが基本料金に含まれるかを確認
  • 追加料金が発生する条件を事前に確認(業務量の上限、追加業務の単価など)
  • 月次の利用状況を定期的にチェックし、予算オーバーしそうな場合は早めに調整
  • 初期費用や最低契約期間も含めたトータルコストで比較する

見積もり段階で曖昧な点は必ず確認し、契約書に明記してもらいましょう。

失敗しない採用代行の選び方【5つのチェックポイント】

採用代行サービスは数多く存在しますが、自社に合ったサービスを選ぶことが成功の鍵です。以下の5つのポイントをチェックしましょう。

①自社の採用課題を明確にする

採用代行を導入する前に、まず自社が抱えている課題を整理しましょう。

  • 何に困っているのか?(人手不足/ノウハウ不足/採用成果が出ない)
  • どの業務に最も時間を取られているか?
  • どの業務を委託したいか?
  • 予算はいくら確保できるか?
  • いつまでに何名採用したいか?

課題が明確でないまま導入すると、「依頼したい業務に対応していなかった」「期待した成果が得られなかった」という失敗につながります。

②委託したい業務に対応しているか確認

採用代行サービスごとに、得意とする業務や対応範囲が異なります。

以下を確認しておきましょう。

  • 現在委託したい業務に対応しているか
  • 将来的に委託する可能性がある業務にも対応できるか
  • 対応可能な採用規模(数名〜数十名〜数百名)
  • 対応可能な職種(新卒/中途/エンジニア/アルバイトなど)

複数の業務を委託したい場合、ワンストップで対応できるサービスを選ぶと窓口が一本化され、管理が楽になります。

③自社と同規模・同業種の実績があるか

導入事例や支援実績を確認し、自社と似た企業の採用を成功させた経験があるかチェックしましょう。

以下をチェックしておくのが大事です。

  • 同規模の企業(従業員数、採用人数)の支援実績
  • 同業種の支援実績
  • 採用したい職種の採用実績
  • 具体的な成果(応募数○%増、採用単価○%削減など)

実績が豊富なサービスほど、自社に合った提案や効果的な施策を期待できます。

④コミュニケーション体制は整っているか

採用代行は外部パートナーとの協働プロジェクトです。スムーズなコミュニケーションが成功の鍵となります。

確認すべきポイントは以下の通り。

  • 定期報告の頻度は?(週次/月次)
  • 報告方法は?(対面/オンラインミーティング/メール)
  • 緊急時の連絡手段は?(電話/チャット)
  • 専任担当者はつくか、複数人で対応するか
  • レスポンスの速さ

契約前に担当者と面談し、相性や対応の丁寧さも確認しておくと安心です。

⑤契約内容と料金体系を明確にする

契約後のトラブルを避けるため、契約内容を細部まで確認しましょう。

具体的には以下の点を確認してください。

  • 基本料金に含まれる業務範囲
  • 追加料金が発生する条件と単価
  • 初期費用の有無と金額
  • 最低契約期間
  • 契約解除の条件(違約金の有無)
  • 支払いサイト

口頭での約束ではなく、必ず契約書に明記してもらいましょう。不明点は契約前に必ず質問し、納得してから契約することが重要です。

まとめ

採用代行サービスは、人手不足や採用ノウハウ不足に悩む企業の強い味方です。特に中小企業では、限られたリソースで採用成果を上げるために、プロの力を借りることが有効な選択肢となります。

採用代行は、全てを任せる必要はありません。まずは少額から始められるオペレーション特化型や、スポット利用から試してみるのもおすすめです。

自社の採用課題に合わせて適切なサービスを選び、採用活動を効率化することで、本当に重要な業務に集中できる環境を作りましょう。

採用代行を活用し、優秀な人材の獲得と、採用担当者の負担軽減の両立を実現してください。